恋するワーママ(今は育休中)

12月に第一子を出産。育休日記。

おばあちゃんのサプライズ

1年前、結婚式をしました。
 
親族と大切な友人たちに出席してもらい、アットホームな雰囲気の結婚式、披露宴、そして二次会。
 
とても幸せな気分に浸った1日でしたが、ひとつだけ残念なことがありました。
 
私の祖母が結婚式に出席することが叶わなかったんです。
 
叔父と二人暮らしをしていた祖母。
その叔父が突然亡くなり独り暮らしになって少し経った頃から、認知症になり始めました。
 
はじめは、ご飯を作るのが億劫になったり、畑仕事に出掛けなくなったり。
同じ話を何度もするようになりました。
 
しばらくすると、トイレがどこにあるかわからなくなったり、大切な物が無くなったと思ったり、夜中に起き出して箪笥の中身を外に出したり、と、症状が進行していきました。
 
夜ひとりにしておくと危ないと思った母は、
祖母の家に泊まることも多くなりました。
 
祖母は、昼間の生活もままならなくなってきました。
仕事をしている母は、昼間常に一緒にいることはできません。
また、母と娘だからこそ、お互いにストレスが溜まっていくこともありました。
 
祖母のためにも、このままの暮らしをすることは難しいと判断し、老人ホームで暮らすことになりました。
 
今は穏やかに、にこにこと暮らす祖母。
残念ながら今、私のことはなかなか思い出してもらえません。
娘である私の母のことも忘れてしまっている日もあるようです。
 
老人ホームで暮らしてから、足腰も弱り、自分で立ち歩くこともできなくなってしまいました。
 
もともと手先が器用で、着物を仕立てたり、革細工などをしていた祖母ですが、今では手芸はもちろん、折り紙などをすることも、文字を書くこともありません。
 
風邪などもひきやすくなりました。
 
そのため、結婚式には出席ができなかったのです。
 
 
結婚式の翌日、私はダンナ君と、いただいたメッセージや、ご祝儀を確認していました。
ひとつひとつ確認していくと、祖母の名前が書かれたご祝儀袋がありました。
母が代わりにくれたんだろうな、と思い、中身を確認しました。
 
うち袋からお札を取り出すと、お金と一緒に1枚の便箋が入っていました。
 
なんだろう?と思い開けてみるとそこには、
 
 
けっこん
おめでとう
おばあちゃんより
 
 
震える文字で、一生懸命書いてくれたんだということが伝わる手紙が入っていました。
 
結婚式の翌日の、おばあちゃんからのサプライズ
母と一緒に書いてくれたこの手紙は、私の宝物になりました。
 
今もニコニコと暮らす祖母。
息子が産まれたら、祖母にとっては初ひ孫になります。
抱いてもらうのが楽しみです。
 
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最後までお読みくださり、ありがとうございます。